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会員からのひと言
一般社団法人 日本中医学会とともに、中医学や中医学漢方を学んでいる先生方のコメントを記載しています。中から見た日本中医学会への意見、感想がご覧になれます。ご入会を検討されている方はご一読ください。
瑞穂市 おおぐち泌尿器クリニック 大口尚基 先生
 私は大学病院時代、ある専門外来を担当していました。そこへ重度の骨盤臓器脱を呈する75歳の女性が受診されました。彼女は臓器脱の症状が強く何とかしてほしいと、しかし喘息発作が毎月のように起こり、そのたびに吸入だけでは間に合わず気管支拡張剤、ステロイドを投与されていたそうです。いくつかの病院を受診しましたが、この喘息発作の影響で手術はリスクが伴うと言われ手術に踏み切れずにいました。そこで漢方薬を投与したところピタッと発作が止まり、無事手術を終えることができました。それ以来、漢方薬の魅力にとりつかれ、漢方製薬メーカーが主催する講演会や勉強会などに足しげく通い研鑽を積んでいるつもりでした。しかしながら日本漢方は傷寒論を中心とした方証相対であり、ばっちり当たれば良く効きますが当たらなければ全く効かない。漢方を臨床にとりいれようとすればするほど、この事にもどかしさを感じていました。そんな時に木本先生の“やさしい実践中医学”に出会いました。木本先生の話は雑談も含めてとても面白く引き込まれました。中医学は八綱弁証、気血津液弁証、臓腑弁証など弁証論治を行い患者さん一人一人に合わせて治療を行います。また漢方だけでなく鍼灸もできて中医学の両輪になることも学びました。幸運なことに木本先生の外来を見学することができました。外来では他の病院で治療法がないと言われた患者さんが全国から集まってきます。木本先生は漢方、鍼灸を屈指し治療します。患者さんがみるみるよくなっていくのを目の当たりにして毎回目から鱗が落ちる思いです。私は昨年故郷に帰り泌尿器科専門で開業いたしました。泌尿器科専門とはいえクリニックでは大学病院とは違い来院される患者さんは泌尿器科以外の病気の悩みを持っておられる方がたくさんおられます。他の病院で診てもらっているが、なかなかよくならない、年だから仕方がないと言われたとあきらめ口調で訴えられます。そんな時に役に立つのが中医学です。西洋医学とは異なる方向から診ることで何らかのアプローチができます。木本先生の中医学の講義は面白くとても役に立ちます。少しでも患者さんをよくしようと悩んでいる先生方はぜひ中医学に足を踏み入れられることを推奨します。ぜひ一度、木本先生の“やさしい実践中医学”に参加してみてください。中医学は奥が深くいくら勉強しても足りないぐらいです。現在は岐阜から外来、各種研究会等に大阪に通っていますが、学ぶ喜びと患者さんの笑顔がみられる事は何事にも代えられません。まだまだ未熟者ですが今後も精進していきたいと思います。
医療法人 大和会 西条ときわクリニック 山本篤志 先生
 昨今、漢方薬の効果が見直され、医療界、大学など津々浦々で、漢方漢方と叫ばれる時代となってきました。これは取りも直さず、西洋医学の治療に限界を感じてきている裏返しかもしれません。確かに最先端医療は進歩しているといわれていますが、臨床の場でそれを実感することは少ないと思われます。しかも年々高齢者が増え続け、ご高齢の方々はあちこちが悪いとか痛いと訴えますので、世の優しいお医者さまたちは、一所懸命症状を取ってあげようと次から次へとお薬を出してくれるのです。その結果「どんだけ~」というくらいたくさんの薬を飲んでおられる方が多いことか。それで良くなったのと聞くと、「あまり変わらないけどお医者様が出してくれているので飲まないといけない」といった有様で、このままでは医療費はかさむは、病気は治らないはでどうにもならない状況になってしまいそうです。それでは、いけないので漢方薬登場と言いたいところですが、世のお医者様は漢方薬の使い方を本当に知っているでしょうか。最近は大学で少しばかり授業があるようですが、本当に漢方薬の達人といわれる老中医の方々でも、一生勉強し続けないといけないといわれるほど、漢方薬の使い方は奥が深いものです。「こんなときには、こんな漢方」なんて言って使えるような代物ではありません。ましてや手帳を眺めて薬を決めるなんてことは、間違ってもやってはいけません。ある患者が下痢が止まらないといって受診されました。何か悪いものでも食べたのかと胃腸炎を疑っておりましたが、よく聞くと普段は便秘で、桃核承気湯を1日3回服用するように処方され服用していました。手帳には確かにそう書かれていますが、通常そこまで使用することはほとんどありません。もちろん漢方薬を中止したら下痢は治りました。また肥満の人には○○散とかいうのも本来の使い方ではありません。皆さんもう少し勉強をしましょう。少しでも理論を持って漢方薬を使いましょう。そのためには、当会へ入会して漢方の基礎である中医学をしっかり学ぶことが一番の近道と思います。いつから始めても遅くありません。いっしょに楽しく勉強していきましょう。
レインボー薬局 秦 純子 先生

「大青竜湯での怖い思い出」

葛根湯や麻黄湯で上手く発汗できますか?
私の家族には、上手く効いたことがありませんでした。
特に二人の娘達の体質は特に難しかったもので、思えば私の漢方の勉強は常に家族のためにありました。
だから初めて娘の風邪を治せたのは、恥ずかしながらこの勉強会に参加して大青竜湯の使い方を学んでからでした。

ある冬の寒い日発熱した次女に、麻黄湯5回の服用でやっと発汗しましたが解熱しなかったので、麻黄湯と越婢加朮湯各半包ずつを大青竜の代用として使いました。
みるまに汗をかきましたが解熱せず、そこからは傷寒論を片手に本のとうりに薬を飲ませ、解熱しました。
もう、私は必死で、怖さと緊張で泣きたい思いで一杯でした。
早速、次の勉強会で木本先生に質問しました。
「麻黄湯5回服用して発汗後に解熱しないのは、どうしてでしょうか」その翌日の木本塾に詳細をまとめて来るよう先生に言われまして、結果、「5回の麻黄湯で、大青竜湯証まで追い込んでしまったようですね。
最初から大青竜湯で良かったのでは、その後の処置は合っています。」とのことでした。

その後、木本先生のもとで温病学の勉強を経て、荊芥連翹湯1服でうまく娘達の風邪を乗り切れることが増えました。
そして今では、普通に麻黄湯、時に荊芥連翹湯、時に葛根湯で治るようになりました。
内熱の強かった娘達の体質も徐々に改善したということだと思います。

木本先生、本当にありがとうございます、中医学と日本中医学会に感謝しております。
岡村一心堂病院 内科 中圭介 先生

 約20年前の研修医の頃、患者が次々と、糖尿病・癌・肺炎・吐下血・脳血管障害・耳鼻・皮膚・泌尿器・皮膚疾患など併発していくのを疑問に思ったが、漠然と生活習慣が関連する?としか答えが得られなかった。針や漢方も、慢性疾患に用いるものと思っていたし、現代医学とは相容れない得体の知れないものだった。
 日本漢方の腹診などの疑問から始まって、現代中医学を学ぶと、これらも自明となった。「なぜ、発症するのか?」「この症状は何を意味するのか?」 「治療はどうすべきか?」などの疑問に答えが面白いように出る。
 針も漢方も当初から急性疾患に多用してきた。現代専門医療・総合医学の治療が、あまりにお粗末だからだ。ところが、現代中医学を学んで、現代医学の診断学も、お粗末である事に気がつき、ここ数年は、現代医学も中医学的に病態生理を考えながら、治療に当たっている。最近は、現代総合医学に針と中医学を用いるのが、本当の総合診療だと自負している。アカデミックな世界である。

 この素晴らしい医学を如何に解りやすくするか、先に述べた昔の自分のような医療従事者・一般の方に理解してもらうかは、治療以上に難しい。これが、最近の悩みだ。
西井皮フ科 西井芳夫 先生
 中医学研究会ならびに木本裕由紀会長にお世話になり早10年を過ぎました。私は皮膚科医なので、最初は皮膚科の疾患ばかりを治療しておりましたが、木本会長からそれではだめだ。もっと広く色々な勉強をしなさいと言われ、自分なりに努力してまいりました。がしかし、皮膚科の疾患ですら未だ満足に治療できていない状態です。10年以上勉強しても、何年たっても迷いが生じます。これはまあ、努力を続けているからかなあと誇りに思っていいのかもしれません。もちろん、私の場合努力と言っても腹七分目ぐらいで、適当です。ただ、自分の解釈や考えに執着せず、教えはすべて取り入れ、毎日ひとつだけでも学んでいければいいなと考えています。とにかく、あせらず。殆どあきらめながらも毎日楽しく勉強していくことだけを考えています。会長をはじめ会員の皆様!これからも宜しくお願いします!
ふじた医院 藤田久義 先生
 西洋医学と東洋医学は医療の大きな柱と考えています。
 その両方を吸収・習得して日常の診療に反映させることを目標にしています。
 木本先生の中医学への取り組みには大きな感銘と可能性を感じた1人です。
 初めは五里霧中のような感覚でしたが中医学研究会での勉強や見聞を重ねることで東洋医学(中医学と鍼治療)の「補・瀉」には生体反応の悪循環を断ち切り、本来ある生体の反応を復活させて一見奇跡とも思えるような現象を引き出す「力」があると確信するようになりました。まだまだ東洋医学は駆け出し者ですが漢方薬処方を諦めず続けているうち、不完全ですが中医学的思考が形成されつつあるのが実感できるようになってきました。
 これからもっと飛躍できると感じています。学びの「場」を作り、御指導してくださる木本先生と中医学研究会にはいつも感謝しています。
福山市 加藤医院 加藤尚司 先生
ツムラ伝統医学の2009年秋号(vol12.NO3)の16頁に「エキス剤応用の実際」その3を読んで下さい。西洋医学で難治性あるいは不治とされた症例が中医学の手法、生薬治療で効果あり・・・欧米の医学一辺倒では医師の本分を全うできないとつくづく勉強しなければ~と奮い立つ感じです。
竹原市 円山医院 円山信二 先生
 私は21年前に骨髓異型性症候群(MDS)の男性患者に加味帰脾湯を使って著効して以来、ボチボチと漢方薬を使って来ました。しかし、病名漢方の域を出なかった漢方の使用方法が木本先生との出会い以後、少しずつ弁証論治に基づく治療に変わってきました。
 私自身が漢方薬でアトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹、耳鳴り、リウマチなどの病気を治せる事が少し出来るようになったのは驚きです。
 木本先生の指導方法は基礎を繰り返し教え、常に症例検討と併用しながら噛んで含めるような教えです。今後も木本先生の講義を繰り返し勉強して少しでも深く中医学を理解し、多くの患者さんを治せる医師になりたいと考えています。
福山市 いそだ病院 内科 平岡尚子 先生
漢方治療を日常診療に取り入れて数年立ってもいまひとつ治せる実感がわかず、腕が悪いのだなぁとあきらめていたところに、中医学との出会いが訪れました。
今まで和漢中心で勉強していたので、中医学の明快な論理にものすごいショックを受けたのを今でも思い出します。そして、木本先生や現代中医学との出会いで、更なるショックを受けました。
「こんなにも治るんだなぁ、まるで奇跡だ・・・・」
難しい疾患や、理解困難な症状がどんどん治っていくのを見るのは、気分爽快です。
本来、あまり勉強好きではないのですが、新しい発見が楽しくて福山から大阪へ足しげく勉強会に通っています。漢方だけでなく、ちょっと知られていない世界情勢や人間としての心構えみたいなものを木本先生の雑談で学ぶことができるのも醍醐味です。
でも、一番の楽しみは、やっぱり研究会の後の懇親会です! みんなで安価な食事でワイワイと楽しく活発な会話を交わすだけで、疲れも新幹線代の高額出費のつらさも 吹き飛んでしまいます。 (もちろん、学ぶ楽しさはお金には代えられません!!)
岡山市 岡村一心堂病院 中圭介 先生
僻地で漢方を始めて、今では病院勤務医でありながら、本治をしたい際には、ほぼ全例に漢方薬をメインにするようになった。入院患者もそれまでの薬をほとんど中止して、漢方に切り替えて治療している。
他院で治らないと駆け込んでくる患者さんたちに西洋医学は歯が立たないことを多々経験するし、漢方の方が圧倒的に早く綺麗に治るからである。
木本先生の仰せられるように、西洋医学は診断学として癌の治療など特殊な領域以外は漢方をメイン(漢方、特に中医学は優れた治療学)にして、治療効果が最近格段に向上した。
西洋医学では歯が立たないような疾患も治るようになった。
平成20年春から大阪の日本中医学主催の4つの勉強会に通わせて頂くようになり、中医学をかじってまだ日が浅い自分でもこの面白い世界に驚いている。
木本先生の講義はわかりやすく、面白い。
そのため、初めは“ちんぷんかんぷん”であった中医学が少しは理解できつつあるようだ。 今後も諸先生方のご指導を頂きながら、新たな発見を求めて、精進していきたい。
尾道市 久山内科医院 院長 久山栄一 先生
拝啓 時下ますます御清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃より、中医学の勉強会の仲間に入れて戴き感謝致しております。
さて、この度、私共の尊敬する木本裕由紀先生が今迄に蓄積された大変豊富な中医学の知識を少しでも多くの方に理解され伝えて行きたいとのお考えで「日本中医学研究会」のホームページを立ち上げられました。先生は皆様すでに御周知の如く、研鑚を積まれ幾多の困難な症例を見事に治癒に導いておいでです。私も同じ医療を志すものとして、木本先生の並々ならぬ熱意にお応え致したく推薦の筆を取った次第です。
御多忙な毎日をお過しと存じますが、是非一度時間をお割き下さり「日本中医学研究会」のホームページや木本先生のホームページ(http://www.kimoto-c.com)を御覧になって戴きたく宜しく御高配下さいます様お願い申上げます。
三原市 フジ薬局 薬剤師 岡田律子 先生
新型インフルエンザにかかった娘の事で、木本先生には失礼とは思いましたが突然の電話で治療を教えていただきました。大変お世話になりました。あのひたすら眠るばかりの姿を見ているのはとてもつらかったです。私も不安と、心配と、あせりもあって・・・。本当に感謝しております。麻杏甘石湯をのんですぐたくさんの発汗がみられた時はとても感動しました。鼻閉も治り、黄色の痰や鼻汁も透明になりました。食欲もないので柴胡桂枝湯を合方して食欲も回復しました。先生にお電話していなかったら、柴朴湯を飲ませようとしていたので助かりました。熱ばかりに気をとられて、反省する事ばかりです。本当にありがとうございました。
「木本先生の漢方の研究会では、日々の薬局事務であまり考える事のない病気の経過を中医学によって、明確に教えて頂ける事がとても感動的です。限りある人生を一日でも多く笑顔で健康にすごすために私はずっと勉強していきたいと思っております。 」
大阪市 大阪船員保険病院 皮膚科 西井芳夫 先生
誰でも、何処でも、何時でも、知りたい情報を気軽に手に入れることができるのは素晴らしいことです。私も皆さんにとって少しでも役立つ情報を提供できるよう頑張ります。
福山市 いぐちクリニック 井口敬一先生 先生
重度の認知症の患者さんの話です。20数年も前、まだアルツハイマー型認知症の診断名も治療法もまだ世間に知られていない時、会話も成立せず自らも症状や困ったことを伝えることもできず、ただその人の心の動きを知るのは「名も知らぬ遠き島より流れ来るヤシの実一つ・・・」という童謡のメロディーのみほほ笑みながら口ずさむことのみができる方でした。その後も、ときどき往診を頼まれていたのですが、ゆっくり進行し数年前からはさらに無動の状態で嚥下困難となり2年前から胃瘻増設をしての経管栄養、最近は誤嚥性肺炎で入院を繰り返すことも多い状態になりました。この間何か良い治療はないかと考えてみましたが補中益気湯による補気くらいしか思いつきませんでした。
ある時電話があり、「夜も寝ないで1時間おきに痰の吸引をしても、次から次に水のような多量のよだれがでて、ゼロゼロ喉も鳴るし肺炎を起こしたのでしょうか」「2~3日前から抗生剤を飲ませても変化がありません」家族も困り果てて相談されました。幸い高い熱はなかったのですが、点滴しようにも血管もみつかりません。顔は青ざめ、手足はひえてチアノーゼ様、脈沈で細、無力、血圧も90/50mmhg程度でした。酸素濃度も90%までしかなく、家族もできるだけ入院はせず自宅で見守りたいとの希望でした。
少陰病から厥陰病状態をかんがえて、四逆湯の方意で真武湯+人参湯を管から注入開始してみました。人参湯には傷寒論・陰陽易差後労復病篇に「大病差て後、喜唾久しく了了たらざる者は胸上に寒あり、まさに丸薬を以て之を温たたむるべし。理中丸に宜し」と記載があります。喜唾久しくにも着目したわけです。翌日には、「よだれが減ってきたので吸引の間があいてきて夜少し寝られるようになった」と家族からうれしい連絡がありました。それでも「まだときどき咳き込みがあります」というので、半夏厚朴湯を1包追加してみますと2~3日後には「少し元気が出て咳もゼロゼロもなくなりました」との報告があり小康状態に至ったようでした。
一見もう何も打つ手がないと思われるような患者さんにも何かできることはないか?ガイドラインによる治療重視の時代に逆流する話ですが、あえて、ガイドラインのないこの状況下で漢方治療を勧めるには医師の情熱・誠意も必要であるが、患者さんや家族の受け入れも大事な状況であったとおもいます。漢方の世界は分かりにくく臨床応用は難しいのだろうなと多くの先生方も思われるでしょうが、目の前の困っておられる患者さんの中に、傷寒論の応用がこんなところで生きてきたなと思うことがあるのです。コツコツとした毎日の漢方の勉強が助けてくれたな、患者さんや家族のお手伝いが出来て良かったなと感じたひと時でした。こんな喜びが私の勉強を後押ししてくれています。今後、患者さん・家族・医療スタッフと漢方の知識を共有することが最も必要な事であろうと思いながら診療をしている毎日です。
総社市 清音クリニック 小児科 上田美子 先生
木本先生のこと
 木本先生は漢方の腕もすごいのですが、漢方という薬だけで患者さんと向きあおうとされるのでは決してありません。すぐれたカウンセラーであり、患者さんがよい人生を送れるように、応援してくれる良きアドバイザーでもあります。先日は登校しぶりがあり口内炎を繰り返す小学生の漢方処方について相談したとき、「漢方のことより、まずその子の家庭の状況を聞き出す方が大事だろ!」と言われて私の頭がガーン!また、先日は別の初診の不登校の中学生の患者さんの診察を拝見した折、和やかに上手に話を聞き出され、いろいろアドバイスしてくださり、それだけで患者さんとお母さんの表情がとても明るくなりました。あなたはあなたのままでいいよ、というメッセージが具体的な話の中にそれとなく出ていて、それだけで不安は8割方軽減。その上に処方を見ると元気のでる漢方(補気剤や補陽剤、理気剤、疏肝剤など)を処方してくださっているので、うまく行かない筈がないと思いました。先生は必要なときは耳の痛いことも核心をついてズバっと言われます。とにかく先生のスケールは大きい!
東広島市 西条ときわクリニック 山本篤志 先生
西洋医学は飛躍的に進歩したと言われています。でもその中身はどうでしょう。本当に進歩したと言えるのは、検査と手術の器械(道具)ぐらいではないでしょうか。いかに検査器械や手術器具が進歩しても、病気が治っているでしょうか。PETの検査ができても、内視鏡手術の器具が進歩しても、病気は治りません。早期に癌が発見できても、癌が治るというのはおこがましい。ひょっとしたら、取りきれるかもしれないというのが正しい言い方でしょう。西洋医学の多くの本を見ても、診断や検査法はたくさん書いてあります。でも治療法はほんの少し。しかも全く進歩していないのが実状ではないでしょうか。そういう現実を知っても悩まない医者、西洋医学信仰医者、どうにもならないからあきらめて現状維持でいく医者、悩んで何かほかにいい方法はないかと模索する医者等々。中医学は、悩める医者に一筋の希望の光を与えてくれます。西洋医学よりももっと科学的です。日本中医学研究会に加入し研究会に参加される方々は、すばらしい方々だと思います。なぜなら、病気で悩まれている方々に少しでも良い治療法はないかと常に探求している方が多いからです。このようなグループの中に参加できる自分は最高です。日本中の悩める医療関係者の皆さんも、是非、日本中医学研究会会員になって、日本の(世界の)医療をもっと素晴らしいものに変えていきましょう。

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